テント生地やシート生地などの加工品・特注品を、プロの職人によるミシン技術と専用機械で、1点ずつ丁寧に製作いたします。
オプション加工も幅広く、お客様のご要望、ご指定に沿ったテント製作に対応できます。 大型サイズや記載にないご要望も、お気軽にお問い合わせください。 テント生地を使用した特注カバーなどの製作をご希望の場合はテント生地のオーダーメイドカバーをご覧ください。
テント生地の標準仕上げ・製作加工について
テントシートの標準仕上げは、平シート(四角形)になり、4辺のフチを折り返して補強しています。寸法(高さ・横幅)以外に、ハトメ(品番・種類・間隔)をご指定いただけます。
標準ハトメの種類は、シートのサイズにもよりますが、25番、28番の真鍮ハトメが標準となります。一般的なハトメ間隔は、雨よけ・日よけテント・シートの用途で150mm~200mm間隔です。テント生地を使用したシートカーテンなどであれば、およそ200mm間隔が一般的となります。
その他のハトメの種類や大きさのご要望がございましたら、「テント生地に使用するハトメについて」をご参照ください。 不明な場合には当店にて適切な素材・間隔などを考慮して製作いたします。
標準の平シートだけでなく、大型屋根テント・通路屋根テント・軒先テント・オーニングテントや、立体的・変形のテントシート、テント生地を使用した機械カバー、屋外用のカバー、ボックスカバー、立体型の加工品、養生マット、ケースカバーなど、ご希望内容や使用用途、予算などに合わせて柔軟に対応させていただきます。 テント生地やシート素材も多品目ございます。お気軽にお問い合わせください。
テントシートのオプション加工一覧
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包みピケット
風などでシートが煽られたり飛ばされないために、フレーム(骨)を覆う、骨巻用として固定できるピケットを追加します。テントシートへの接着方法は、溶着となります。 -
帯ピケット
風などでシートが飛ばされたり、煽られたりしないようにフレーム(骨)に固定できるピケットを追加します。帯ピケット全体に負荷が分散され、高い煽り止め効果があります。 -
パイプ用袋加工
巻き上げテント、開閉式テント、パーゴラ、オーニングテントなどのフレーム端部やガイロカン用のパイプやチューブを通す袋状の加工です。 -
形状加工(立体・変形)
立体・変形テントシートなど、ご希望の形状に加工できます。シートの加工に合わせ、細かなハトメ変更・ピッチ指定なども対応可能です。 -
切り欠き加工
設置場所に障害物がある場合や、凹凸を避ける場合に位置やサイズを自由に指定できるオプション加工です。切り欠きした箇所は、折り返し補強となります。 -
フリル加工
ストレート・波型フリルなど、ご希望の形状加工が可能です。テントシートとは別で製作するセパレートタイプと、テントシートに縫い合わせる一体型タイプがございます。 -
ハトメ加工・変更
ハトメの追加やサイズの変更、素材の変更が可能です。テントカラーや、使用環境に合わせてさまざまなハトメをお選びいただけます。
テント生地に使用するハトメについて
ハトメのサイズや種類の決まりはありませんが、2m×2m程度であれば25番ハトメ、4m×4m程度の大きさになれば、28番ハトメなどが一般的です。 ご指定がない場合は、25番(真鍮)のハトメを使用いたします。ビニプロTENTでは23番~28番までの真鍮ハトメは、何個でも無料にてテント生地に取付けいたします。 水気や湿気が多い場所では、錆びにくいステンレスハトメを採用するなど、使用する環境に合わせてお選びいただけます。
ハトメ間隔は、雨よけ・日よけテント・シートの用途で150mm~200mm、テント生地を使用したシートカーテンなどであれば、およそ200mmが一般的です。
ハトメの変更・追加について
ハトメはアイレットとグロメットの2種類があります。 アイレットは、表面の金具と裏面の金具で生地を挟む一般的なハトメです。ビニプロTENTの標準ハトメもアイレットになります。 グロメットはオニハトメとも呼ばれるハトメで、金具の内側にツメがあり、取り付けた際にツメが生地に食い込むことで強固に生地と密着します。風の影響を受けやすい場所へ設置する場合や大型屋根など、設置規模・環境に合わせてお選びいただけます。
ハトメ素材は、真鍮・アルミ(※)・ステンレス・ニッケルからお選びいただけます。 一般的に使用されている真鍮は強度も十分にございますので、ご指定がない場合は真鍮25番(無料)になります。 アルミ素材は、真鍮より柔らかい素材で軽いのが特徴です。色はシルバーになります。 ステンレス素材は、強度・耐久性に加えて耐食性が高いため、水気のある場所や風などの影響が強い場所での使用をおすすめします。 ニッケル素材は、アルミ製より強度に優れています。大型屋根や、高い強度を求めるテント生地に最適ですが、一カ所のハトメに強い力を加えると、ニッケルであっても、テント生地が損傷する可能性がございますので、ハトメに均等に力がかかるように設置するようにおすすめします。
※アルミハトメは強度が弱いためカーテンやテントには不向きとなります。
トラックのオプションについて
テントシートをトラックシートとしてご利用の際も、豊富なオプション加工(特注加工)がございます。 トラックシートにご利用いただく方は、姉妹サイトのビニプロ.comをご利用ください。
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三角ピケット加工
あおり・バタつき防止に、トラックに固定するための三角型ピケットをご希望の位置に取り付けます。 -
帯ピケット加工
あおり・バタつき防止に、帯状のピケットで連続した長い距離の固定が可能です。ご希望の位置に取り付けます。 -
四隅三角補強加工
特に力のかかる四隅のハトメ部分に補強布を追加することで、長くご利用いただけます。 -
絞りロープ加工
ハトメやゴムロープが使えない面にシートの一辺を袋加工してロープを通し、絞ることで荷物の押さえを効きやすくします。 -
切り欠き加工
切り欠き加工は、荷台サイズに合わせたり、荷台にある構造物を避けてシートを取り付けたい場合などにご活用いただけます。 -
センターライン加工
荷掛けの際にシートを均等にするための目印として、シート中央にセンターラインを施します。加工位置はセンター以外の指定も可能です。 -
車番印刷(シルク)
車番を印刷することで、複数台が乗り入れる環境や、シートサイズの判別などにご活用いただけます。 -
ロゴ入れ
トラックシートに社名・店名・品名・ロゴなどを印刷します。素材によって印刷不可の場合や、カッティングシートで代用する場合がございます。
製作加工について
テントシート製作は、単純な平シートだけではなく、様々な特殊加工に対応しています。 ビニプロTENTでは、そのような加工に対して、一つひとつ最適な方法と素材選び、加工技術によって、長期間使用して頂ける製品を製作しております。
テントシートの製作方法は、特殊な専用機械にて反物と反物を溶着し、1枚の大きなテントに仕上げます。溶着されたテントシートは人が上に乗って歩けるほど強力に圧着・溶着されます。雨などの浸水もございません。 テント生地の素材によって溶着方法が異なり、高い技術を要しますが、熟練のプロだからこそ可能な製作方法です。切売りでご購入された生地を繋ぎ合わせ、指定のサイズに加工する事も可能です。
溶着したテント生地を、次は業務用のミシンを使用して縫製加工します。テント生地の素材や厚みに合わせて使用する糸を判断し、加工方法に合わせた縫製を、ベテランの職人が技法を駆使して製作します。
このようにしてビニプロは高い技術力で、一つひとつ最高の品質を提供しております。 テント生地やシートを使用した製品や加工などのご相談を承っておりますので、安心してお問い合わせください。
テント生地の加工品・製作
テント生地の製品一覧
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防炎・防水テント生地
防水性能と防炎機能を兼ね備えたテント生地のご案内。
汎用性を重視したテント生地をご用意。 - 不燃テント生地 ガラス基布を使用した不燃性・難燃性のテント生地。用途・素材も様々な対応が可能な製品ラインナップ。
- デザインテント生地 コットン調の風合いのテント生地から防汚性・防水性を重視したデザイン性の高いテント生地をご案内。
- メッシュテント生地 日よけシェードに最適なメッシュテント生地。日差しを防ぎ、涼しげなそよ風を取り込む優しい空間を演出します。
- 透明ビニールテント生地 透明ビニール(pvc)素材のテント生地。防炎、防虫、耐熱、耐寒、帯電防止、不燃など様々な生地をご用意。
- 半透明ビニールテント生地 屋外でも屋内でも使用可能。テント屋根としてもカーテンとしても使用可能で採光性抜群な半透明の生地です。
- 防音テント生地 遮音・防音目的のテント生地のご案内。外部への音漏れ、騒音対策などに最適なテント生地です。切り売りも対応。
- エステル帆布生地 スパン基布に塩ビコーティング(ディップ加工)した防水性・耐久性に優れているエステル帆布のご案内。
- フラット帆布生地 フラット帆布はエステル帆布の表面を滑らかに加工した高品質の素材です。